幸せになる方法
幸せになれる口癖を身につける
「いいなぁ」「うれしい」「よかった」「楽しい」「気もちいい」など、いいことに気づき、小さな幸せを感じられる口癖。
「楽しもう」「味わおう」とやることを楽しみ・味わう口癖。
「○○たらいいな。ではどうしたら?」と自分の望みを想い、行動に移す口癖。
「ありがたいなぁ」と感謝する口癖。
「幸せだなぁ」と、今の幸せを味わい、自分の幸せを自覚する口癖。
どれも簡単な言い方ですが、このような言葉・考え方が日常生活の中で増えてくれば、それだけ幸せに暮らせるようになれるでしょう。
記事
「「ポジティブになるために、「幸せだね!」を口癖に。」(ハウコレ)
「「ありがとう」は幸せを招く魔法の言葉」(モラロジー道徳教育財団)
「脳科学者が教える「脳が喜ぶ6つの言葉」」(PHPオンライン衆知)
「「小さなことで悩まない人」の口癖とは?」(saita)
「嫌いな人と対峙してもケロリとしていられる…ストレスフリーの人が頻繁に使う“4つの言葉”」(PRESIDENT Online)
「幸せが訪れる人の10の心がけ」(ナゾロジー)
「幸せになれない原因はこれ。不幸な人がしがちな5つの考え方」(モデルプレス)
「自分で自分をダメにしていない?幸せを遠ざけるNG口癖5つ」(Googirl)
名言
『大切なことはこころのもち方よりも、言葉の使い方』 山崎房一
『幸せなことを数えて、感謝する時、人は幸せになる』 D・カーネギー
◇考え方に関する名言集
小さな幸せを感じられる口癖
幸せに気づいた時には、余計なことを考えずに、素直に幸せを感じることが大切です。
少しでも幸せな感じがした時に、「いいなぁ」「楽しい」「うれしい」「ステキ」などと、素直に思えるといいのです。
「でも」「こんなのは」「もしかして」「いつまで」「失ったら」などと考えると、幸せをあまり感じられなくなってしまいます
大人になると、つい余計なことを考えてしまいがちです。余計なことを考えると、幸福感をディスカウント(値引き)してしまいます。
幸せを感じられる心をもつということは、子どもの時の素直な心を取り戻すということなのかもしれません。純真な子どものように、素直な心で幸せを感じられるようになるといいでしょう。
少しでも幸せな感じがした時には、「幸せがる」ようにしてみましょう。幸せを言葉や表情や態度などで表現すると、より幸せを感じられます。
「幸せがる」ことは、偽って幸せのフリをするのではありません。実際に存在する幸せを素直に(少し大げさに)表現するだけです。
幸せがることは、より幸せを感じる方法であるとともに、幸せを感じる能力を向上させるための方法でもあります。幸せがっているうちに、幸せを感じやすくなれるのです。
幸せなことに出会ったら素直に喜びましょう。幸せを言葉や笑顔や動作で表現しましょう。
幸せを身体で表現すると、心の中の幸せがふくらみます。幸せの気持ちが幸せの表現になり、その幸せの表現が逆に幸せの気持ちを大きくします。幸せな気持ちと幸せの表現には、相互に密接な関係があります。微笑むだけでも幸せな気分になってきます。
自分が幸せを表現すると、まわりの人を幸せにします。幸せは周囲に伝染するのです。そして、まわりの人の幸せの表現が自分の幸せに跳ね返ってきます。それぞれの人が幸せの表現をすることが大事なのです。
せっかく幸せなことに出会っても、それを十分に感じなかったり、幸せとの出会いを見のがしてしまうのは人生の損です。
幸せになるためには、自ら積極的に幸せに気づくくらいの心構えも必要です。
そして、気づいた幸せを身体で表現して、十分に心で感じることが重要です。
幸せの表現方法は、たくさんあります。いろいろな言葉や表情や動作があります。
「うれしい」、「楽しい」、「幸せだなぁ」などの言葉。時には歓声をあげることもあります。「ありがとう」などの感謝の言葉。明るい笑顔や微笑みの表情は人それぞれです。うれしくて泣くこともあります。喜びの動作もたくさんあります。飛び跳ねる。転げまわる。拍手をする。ガッツポーズをする。
その他にもたくさんの幸せを表現する動作があります。
自分なりの表現のしかたでいいのです。人それぞれの表現のしかたがあります。自分に合った、自分らしい幸せの表現をしましょう。十人が十人、すべて同じ表現をすることのほうがおかしなことです。
少しでも幸せを感じたら、素直に幸せを表現しよう。自分らしい幸せの表現をしよう。
そうすれば、幸せをより確かに心と身体で感じることができます。
やることを楽しみ・味わう口癖
「楽しむ」ための第一の方法は、「楽しもう」とその場で思うことです。
やる内容によって、違う言葉でもかまいません(自分に合った言葉ならなんでもいい)。
たとえば、「食べる」時には「味わおう」でいいわけです。
何かを食べる時に「味わおう」と思うと、無意識の時や余計な事を考えている時よりも、味を確かに感じられます。いろんな味に気づけることもあります。自分で実際に試してみるとわかるでしょう。
食べることと同様に、「楽しもう」「味わおう」などと思うことで、より楽しめることはたくさんあるはずです。
「楽しむ」「味わう」ことのポイントは、
・今のことに集中すること。なんとなくではなく。
また、余計な事は考えない。特にイヤな事は。
・いい所/幸せな所を探す。イヤな所は探さない。
・見つけたいい所/幸せな所を「いいなぁ」「幸せだなぁ」のように思う。
とにかく、自分で試してみることです。
「楽しもう」「味わおう」と思うだけでも、少しは楽しめるでしょう。
また、「楽しもう」と思えれば、楽しむ工夫もできるでしょう。
はじめは「楽しもう」と思うのを忘れてしまうことのほうが多いでしょうが、心がけを続ければ、少しずつできるようになれるでしょう。
「楽しもう」「味わおう」などと思えるようになるだけでも、けっこう生活を楽しめるようになれるのではないでしょうか。
幸せをより感じるために、「幸せを味わう」ことができるようになるといいでしょう。
幸せを感じられるのは今ある幸せです。自分が持っている幸せを味わうことです。
幸福感は〈大きさ〉より〈頻度〉が重要なのです。
大きな幸せはそんなにはないでしょうが、小さな幸せならたくさんあるはずです。小さな幸せでも十分に味わえるようになると、幸福感を高めることができます。小さな幸せをつなぐことで幸福感をある程度の時間は持続することも可能です。
幸せを味わう心を育てることで、生活の中にある幸せを十分に味わえるようになるといいのではないでしょうか。
自分の望みを想い、行動に移す口癖
自分の望みを「○○たらいいな」と(心の中で)言う癖をつけられるといいでしょう。
「うまくいったらいいな」「夢が叶ったらいいな」「いい出会いがあったらいいな」「あの人と親しくなれたらいいな」「人の役に立てたらいいな」「もう少し(人間として)成長できたらいいな」・・・。
これらは自分の願いや目標を言葉にしたものですが、少し軽い言い方になっています。次のようなメリットがあります。
・軽い気もちで考える/始める/行動することができる。
・可能性が薄いことでも、希望を残すことができる。
・うまくいっていなくても、もしくは、あきらめることになっても、それほど落ち込まなくてすむ。
「○○したい」「○○しなければ」では、少しプレッシャーが感じられます。
「軽い気もちでやってみよう。もしかしたらうまくいくかもしれないよ」という感じで「○○たらいいな」と言うことで、少し明るい気もちになれます。
「○○たらいいな」に続けて、「では、どうしたら?」と考える癖をつけられると、さらにいいでしょう。
将来に不安を感じたり先のことで余計な心配をするよりも、「○○たらいいな。どうしたら?」と考え、今できることをやればいいのです。日々の積み重ねが○○(目標達成)につながっていくのです。
夢や目標がある人は、「達成できたらいいな。では、どうしたら?」と思い続ければいいのです。
生活の中で問題が生じた時に、まず「自分はどうしたいのか?」と考えます。
それがわかったら、「○○たらいいな。では、どうしたら?」と考えることで問題にうまく対処できることがよくあります。
ただ「困った」「どうしよう」などと頭を抱えていても悩ましいだけです。
まず自分がどうしたいかを明確にし、そのための方法を考えるという単純な考え方なのですが、実生活の中で役に立つ考え方です。
大切なのは「○○たらいいな」と自分の望みや目標を明確にして、「どうしたら?」とその方法を考え続け、少しずつでも前進し続けることです。
それが今をイキイキと生活し、明るい将来にもつながっていく方法なのです。
感謝する口癖
「感謝する」ことは、有力な幸せになる方法の一つです。
「ありがたいなぁ」と心から思えれば、幸せを感じることができます。
感謝は
好好
「ありがたいなぁ」と(心の中で)言うことが口癖になれば、幸せを感じることが増えます。
『感謝の心が高まれば高まるほど、
それに正比例して幸福感が高まっていく』 松下幸之助
感謝できる人はそれだけ幸福感を感じられる人、つまり幸せな人です(感謝と幸福感)。
誰かに感謝しているのなら、感謝の気持ちを表すことが大切です。
「ありがとう」の一言でもいいのです(家族に「ありがとう」伝えていますか?)。
感謝の気もちから始める行為は幸せにつながりやすいのです。
『深い思いやりから出る感謝のことばをふりまきながら日々を過ごす――
これが、友をつくり、人を動かす妙諦である』 D・カーネギー
「いいこと」と「感謝」が交互に訪れる、感謝すると健康が増進するという人もいます。
感謝することについて詳しくは、幸せになる方法「感謝する」をご覧ください。
『いつも感謝の気持ちを持ち、それを口にすることは、
長く幸福に生きるもっとも確実な方法でもある』 サイモン・レイノルズ
「感謝する」ことはシンプルで確実な幸せになる方法あり、感謝によって得られる幸福感は質の高いものです。なのに、感謝が実践できている(幸せな)人はそれほど多くはいません。
感謝できるようになるために必要なのは“素直な心”なのかもしれません。
幸せを自覚する口癖
「今から考えると、あの時は幸せだった(んじゃないか)」と思えることが過去にあるのではないでしょうか。
たぶんその時には「幸せな感じ」がしていたのでしょう。もしくは、幸せな状況にいたのでしょう。
でもその時に、「幸せだなぁ」とは思わなかったのでしょう。“幸せの自覚”がなかったとも言えるでしょう。
その時に「幸せだなぁ」と思えていれば、もっと幸せを感じられていたでしょうし、のちに「あの時は確かに幸せだった」と思えるのです。
「幸せだなぁ」と(心の中で)言う癖をつくればいいのです。
いいことがあった時、何かを手にいれた時などには、「いいなぁ」「よかった」「うれしい」などと素直に思えると、それなりに幸せな気もち(広い意味での幸福感)になれます。
続けて、「幸せだなぁ」と思えると、幸福感がより確かに感じられます。「幸せだなぁ」と心から思えた時に感じられるのが狭い意味での幸福感です。
「幸せだなぁ」という幸福感を実感できると、「自分は(今)幸せなんだ」という一時的な自覚が生まれます。それが度重なることで「自分は幸せ」という日常的な幸せの自覚が確かにできてきます。これはとても大きいことです。
また、自分がもっている幸せを知り、その幸せについて考えて「ありがたいなぁ」「幸せだなぁ」などと思えるようになれば、日々幸せを感じられるようになるのです。
このような考えを繰り返せば、幸せの自覚を高めていくことができます。
幸せを感じた時に「幸せだなぁ」と思うことは、はじめは意識しないとできませんが、その心がけを続ければそのうちに習慣になります。心の口癖のようになればしめたものです。自然にそう思え、生活の中で確かな幸福感を得られるようになります。
「幸せだなぁ」と思うことが習慣になれば、幸せを確かに感じて生活できるようになり、「自分は幸せ」と心から思えるようになれるでしょう。
幸せに気づけないと、感じることができません。
幸せを感じられなければ、幸せにはなれません。
感じた幸せを信じられないと、幸せでなくなってしまいます。
「自分は幸せ」と思えない人は、幸せではありません。
今の自分に足りないのは、もっと幸せに気づくことか? もっと幸せを感じることか? もっと自分の幸せを信じることか? もっと「自分は幸せ」と思うことか? と考えてみると、幸せになるヒントが見つかるかもしれません。
『幸せは、気づく、感じる、信じる、思う。
四つ合わせて「しあわせ」』