幸せになる方法
感謝する
「感謝する」ことは、有力な幸せになる方法の一つです。
「ありがたいなぁ」と心から思えれば、幸せを感じることができます。
感謝することが習慣になれば、その人は幸せに暮らせるようになれるでしょう。
感謝できることはたくさんあります。
感謝できないのは心の問題です。
幸福感の価値を知り、感謝できるようになるといいでしょう。
感謝の気持ちがあっても、何もしなければ感謝していないのと変わりありません。
感謝の気持ちを言葉と行動で表すことが大事です。
1.感謝すると幸せになれる
2.感謝できることはたくさんある
3.感謝できない理由
4.幸福感の価値を知る
5.感謝の気持ちを言葉と行動で表す
いろんなもの(人・事・物)に感謝できるようになることは、人間としての成長でもあると思います。
すべてのものに感謝して、その気持ちを力にすべてのものを大切にできるようになれたら……それが人間の理想なのかもしれません。
『いつも感謝の気持ちを持ち、それを口にすることは、
長く幸福に生きるもっとも確実な方法でもある』 サイモン・レイノルズ
記事
「感謝の気持ちがしあわせにつながるのはなぜ?」(ライフハッカー)
「幸せは日々の小さな感謝で出来上がっている」(ハウコレ)
「幸福度を上げるために行なうべき、たった1つの習慣」(ライフハッカー)
「ありがとうの反対語ってなに?感謝上手は幸せ上手「ありがとう」を習慣化しよう」(tenki.jp)
「まさかの逆効果。「感謝を伝える」際にやりがちな4つの間違い」(ライフハッカー)
「感謝の念を持つことが、健康を促進する?」(Women's Health)
「内向きと外向きの感謝とは?意識すれば「ありがとう」を忘れない人になれる」(ライフハッカー)
「人生に対する不満を癒やす方法とは?」(Gigazine)
参考本
『感謝するということ』(ノエル・C・ネルソン/ジェニーン・レメーア・カラバ)
名言
『感謝の心が高まれば高まるほど、幸福感が高まっていく』 松下幸之助
『幸せなことを数えて、それに感謝する時、人は幸せになる』 デール・カーネギー
『感謝する理由が見つからなければ落ち度はあなた自身にある』 北米ミンカス族の格言
『すべてを感謝して生きているとしたら、その人は幸福』 中村天風
◇感謝に関する名言集
感謝すると幸せになれる
自分の持っている幸せを感じる方法に、「感謝する」ことがあります。
しかし、感謝という言葉は、あなたにとって身近なものではないかもしれません。宗教の用語だと思われているかもしれません。
感謝するということは、特別なことではありません。その存在がありがたいと思うことです。また、それがあるお蔭で自分が助けられていると思うことです。ただ、単にそういうことです。
「感謝」はあなたの持っている幸せを幸福感として引き出してくれます。
「ありがたいなぁ」と心から思うことで幸せな気持ちになれます。
つづけて、「幸せだなぁ」と思えば、幸福感がより確かになります。
当り前のことですが、人から受けた親切には心から感謝しましょう。
それが自分が幸せになる方法になるのです。
自分の持っている幸せ、出会った幸せを確かに感じて生きましょう。
そのために感謝すること、つまり、幸せを感じることができるといいのです。
多くのことに素直に感謝できる人は、幸せな人です。
感謝できることはあるが、その習慣がないから日常生活の中で感謝することがない、という人もいるでしょう。
習慣は心がけを続ける努力をすることで身につけることができます。
感謝日記をつけたり、お礼の手紙を書いたり、人に「ありがとう」と言うように心がけたり・・・いろいろ工夫できるといいでしょう。
そういう心がけを続けることで、感謝することが習慣になるといいのではないでしょうか。
感謝できることはたくさんある
感謝できる対象はたくさんあります。
まわりの人(の存在・してくれたこと)に感謝する、何かができること(たとえば、食べられること、仕事ができること、遊べること、お風呂に入れること、寝られること)に感謝する、物があることに感謝する、自然に感謝する、自分(の存在・身体(の部分)・心)に感謝する、生きていることに感謝する……。
「ありがたいなぁ」と心から思えれば、幸せな気もちになれるのです。
逆に、幸せなことすべてに感謝することも可能なはずです。
「幸せだなぁ」と思えた時に、続けて「ありがたいなぁ」と思えば、いっそう幸せな気持ちになれます。
幸せはたくさんあるのですから、感謝できることもたくさんあります。
感謝するものがあまり思いつかない人は、感謝できることを書き出してみたり、感謝日記をつけたりしてみるのもいいでしょう。
今有るもの(事・人・物)に目を向けて感謝する、感謝できる面に注目する、日頃から感謝の念をもつ・・・このようなことを心がけ、たくさんのことに感謝できるようになるといいのではないでしょうか。
感謝できない理由
「感謝する」ことはシンプルで確実な幸せになる方法あり、感謝によって得られる幸福感は質の高いものです。なのに、感謝が実践できている幸せな人はそれほど多くはいません。
感謝できることは、誰にでも、たくさんあるはずです。
感謝できないのは、自分の心の問題と考えたほうがいいでしょう。
感謝できるはずのことに気づけないのかもしれません。
それは「当たり前」と思っているかもしれません。
「もしこれがなかったら?」「もしこの人がいなかったら?」「もしこれがやれなかったら?」と考えてみれば、今ある幸せに気づき、感謝できることがけっこうあるのではないでしょうか。
有る幸せに気づいても、あまり幸せを感じられないのかもしれません。
「ほしいのはこんな幸せじゃない」と思ってしまうのは、特定の一つの幸せにとらわれているのかもしれません。
もっと強い幸福感ばかりを望んでいるのかもしれません。
同じことを繰り返し感謝できないのかもしれません。
同じことを繰り返し感謝して幸せを感じられればいいのです。
感謝の価値がわからないのは、感謝がヘタだからかもしれません。
感謝できることがわかっていても、つい忘れてしまうのは、単に感謝の習慣がないからかもしれません。
「感謝が習慣になれば幸せになれる」のですが・・・なぜできないのでしょうか?
感謝できる“幸せな人”になるために必要なのは“素直な心”なのかもしれません。
幸福感の価値を知る
心から感謝することで幸福感を得られるのです。
幸福感の価値はいろいろあります。
一度幸せを感じられると、それはいい気分として残ります。気分がいいと、いろんな幸せにも気づきやすくなり、幸せになる考えもしやすくなり、幸せになる行動もしやすくなるのです。それだけ、次の幸せを感じやすくなるのです。
朝、いいことがあってその日がいい気分で過ごせたという経験はありませんか? 反対に、朝、イヤなことがあって一日中不機嫌で過ごしてしまったことはありませんか?
朝に感謝する習慣がある人は、一日を幸せに過ごしやすいのです。
イヤなことがあっても、そのあとに感謝することで幸せを感じることができれば、気分転換になるのです。
感謝することが、“くよくよ”“イライラ”の悪循環をストップし、次の幸せへのステップにもなりうるのです。
悪感情にとらわれたときに、意図的に感謝する習慣がある人は、幸せに暮らしやすいのです。
幸せを感じることは「心の栄養」になると考えられます。
心が疲れた時や心が傷ついた時には、幸せを感じることで心の回復力を高めることができるのです。
悩みやつらいことがある時ほど、幸せを感じる時間を意図的にもったほうがいいのです。その有力な方法が「感謝する」ことです。
幸福感があるとき、脳内には幸せホルモン(セロトニン、ドーパミン、オキシトシン、エンドルフィン)が分泌され、心身の健康に良い働きをします。
逆に、悩みやストレスから心の病気や体の病気になってしまう人もいます。
幸せを感じることは心身の健康によく、幸せに暮らすためにも大切なことです。
幸せを感じることで、心が少しでも元気になれば、それが幸せに暮らすための力になります。
幸せには大きな幸せも小さな幸せもあります。ところが頭で考える幸せの大きさと実際に感じられる幸福感の強さはけっこう違うものです。
小さな幸せと思えることでも、心から感謝することで幸福感を確かに感じられ、十分に力になります。
幸せな気持ちが次の幸せにつながる、というような幸せの好循環になることもあります。
幸せになるために、幸福感の価値を知り、生活の中で感謝できることが増えるといいのではないでしょうか。
感謝の気持ちを言葉と行動で表す
誰かに感謝しているのなら、感謝の気持ちを表すことが大切です。
「ありがとう」の一言でもいいのです。
感謝の気持ちから始める行為は幸せにつながりやすいのです。
感謝の気持ちから始めた行動は、相手との関係を良くすることにつながるでしょう。
まわりの人との関係が良くなれば、それだけ幸せに暮らしやすくなるのです。
心から感謝できた時には幸せを感じられます。
その感謝の気持ちを力に行動できるようになると、なおいいのです。
世の中には感謝の力を成功や幸せに結びつけている人がたくさんいます。
たとえば、まわりの人に感謝する。
その相手を幸せにすることを感謝の気持ちから始める。
たとえば、何かができることに感謝する。
食べること、仕事、遊び、お風呂に入る、寝ること……。
感謝の気持ちをもって、それをやることをもっと大切にする。
たとえば、自分に感謝する。
自分の存在に感謝する、自分の身体(の一つ一つの部分)に感謝する、幸せを感じられる自分の心に感謝する……。
感謝の気持ちをもって自分をもっと大切にする。
たとえば、仕事への感謝の気持ちを忘れずに、一つ一つのことを大切に働く。
たとえば、自然への感謝の気持ちを忘れずに、自然を大切にする。
たとえば、生きていることに感謝して、自分の人生を大切にして生きる。
感謝の気持ちを言葉と行動で表せるようになれば、もっと幸せになれるのではないでしょうか。