幸せになる方法
やりたいことをやる
有力な幸せになる方法の一つが、「やりたいことをやる」ことです。
自分が心からやりたいことがやれるのは幸せなことです。
でも、「やりたいことがない」「やりたいことができない」という人もいるでしょう。
「やりたいことがない」という人は、「自分のやりたいことを探そう」と考え、一所懸命に探せば、何か見つかるのではないでしょうか。
「やりたいことができない」という人は、自分が思う一つのやりたいことができないのだと思います。やりたくても、今の自分にはできないことがあるのはしかたがありません。今自分にできるやりたいことを探して、やることができればいいのです。
1.やりたいことがやれるのは幸せなこと
2.やりたいことを見つける
3.今の自分にできるやりたいことをやる
4.やれるように考える
5.大きなやりたいこと/小さなやりたいこと
6.やりたいことを楽しみ、味わう
やりたいことがやれている人は、それだけ幸せを感じられるはずです。
やりたいことを楽しんでやる工夫をし、「やってよかった」と思えるといいでしょう。
「やれるだけでも幸せ」と考えられるようになれると、なおいいでしょう。
生活の中に、自分のやりたいことを一つ一つ増やしていけば、それだけ幸せに暮らせるようになれるでしょう。
記事
「好きなこと、やりたいことがわからない現代人の「心のクセ」とは」(幻冬舎plus)
「心理学者が説く「やりたいのに出来ない」3つの理由とは」(ライフハッカー)
参考本
「「やりたいこと」がわからない人たちへ」 鷲田小彌太
名言
『人間の困ったところは、何がしたいのか分からないことだ』 ファーガソン
『たいていの人は、やりたいことを見つける努力をほとんどしない』 鷲田小彌太
『やりたい時に、やりたいことができる、これ以上の幸せってないよね』 所ジョージ
『人生最高の幸福はしたいことを見つけ、それに取り組むこと』 J・マーフィー
◇「やりたいこと」に関する名言集
やりたいことがやれるのは幸せなこと
やりたいことがやれるのは、それだけでも幸せなことです。
やりたいことがやれる幸せを感じられるようになるといいでしょう。
たとえば、朝、「きょうもやりたいことができる」と思えば、やりたいことがやれる幸せを感じられるとともに、その時を楽しみに、一日を始めることができるでしょう。
たとえば、やりたいことを始める前に、「やりたいことがやれるんだ」と思えば、やりたいことがやれる幸せを感じられるとともに、やりたいことをより楽しめるでしょう。
たとえば、やりたいことをやった後に、「きょうもやりたいことがやれてよかった」と思えば、やりたいことがやれている幸せを確かに感じられるでしょう。
たとえば、一日の終わりに、「自分は今、やりたいことがやれていて幸せ」と思えば、幸せな気持ちで眠りにつくことができるでしょう。
一つのやりたいことができないから、と不幸に思うのはよくありません。
やりたいことは、他にもいろいろあるはずです。
一つでもやりたいことがやれているのなら、それを幸せに思えばいいのです。
ふだん当たり前にやっていることの中にも、実はやりたいことがあるのではないでしょうか。
「このことをやれなかったら、どうだろうか?」と想像してみれば、「イヤだ」「我慢できない」「困る」などと思えることは、自分がやりたいことです。
やりたいことを一つでも二つでもやり、やりたいことがやれる幸せを感じられるようになれたら、それだけでもけっこう幸せに暮らせるようになれるのではないでしょうか。
やりたいことを見つける
自分が本当にやりたいことを見つけ、それに取り組めるのは幸せなことです。
でも、やりたいことを見つける努力を本気でする人は少ないでしょう。
やりたいことを見つける大きなヒントが“好き”という感情です。
自分が本当に好きなものを見つけ、それを大切にすることが本当にやりたいことになるでしょう。
自分が好きなものと関わる時間と回数を今よりも増やせばいいのです。
好きなものをもっと楽しむ工夫ができると、なおいいでしょう。
頭を抱えてじっと考えていても、やりたいことはなかなか見つかりません。まずは、探す方法を考えてみてはどうでしょうか。
たとえば、ヒントが見つかりそうな本を読みながら考える、インターネットで検索してみる、など。
いろんな所を探し回れば、それだけやりたいことが見つかる可能性は高くなるでしょう。
いくら探してもやりたいことが見つからない人は、目の前のことを大切にやる先に、本当にやりたいことが見つかるのかもしれません。
継続してやっていることには何かしら自分にとっての価値があるばすです。
やっている中で少しでも心を刺激することを掘り下げていけば、やがて本当にやりたいことがわかることもあるでしょう。
自分にとって本当に大切なものは何かをよく考えることも大事でしょう。
「本当に大切なものは何か?」と自問し続けることで、それがわかるといいでしょう。
自分にとって大切なもの(事・人・物)を大切にすることが本当にやりたいことになるはずです。
本当に大切なものに自分の限られた時間とお金とエネルギーを充分に使えるようになるといいのではないでしょうか。
時間をかけて自分のやりたいことを一所懸命に探せばいいのです。
「やりたいことを探す」ことは、それだけの価値があることではないでしょうか。
また、やりたいことを探すのは、ちょっと力を抜いてやれば、けっこう楽しんでやれることだと思います。
時間をかけてじっくり探す覚悟をして、探し続ければ、きっといつか自分のやりたいことが見つかるのではないでしょうか。
今の自分にできるやりたいことをやる
「やりたいことができない」という人は、一つのやりたいことができないのだと思います。
やりたくても、(今の自分には)できないことがあります。
それはしかたがありません。
そのことをいつまでも、嘆いていたり、不満に思っていると、それだけ今の生活を楽しめなくなってしまいます。
「やりたくてもできないことはある」と受け入れた上で、次のことを考えたほうがいいでしょう。
やりたいことは探せば他にもあるはずです。
一つのやりたいことができないだけで、「やりたいことができない」「夢をあきらめた」などと言って、やりたいことを何もしない(探そうとしない)のは、自分のためによくないのではないでしょうか。
「やりたいことなんて、そんなにできるものじゃない」と頭から考えて、やりたいことをやろうと努力しない人も多いような気がします。
やりたいことだけをやって生きようって言ってるんじゃないよ。
自分にできないことをやろうって言ってるんでもないよ。
自分にできそうなやりたいことを、とりあえず一つやればいいんだよ。
今の自分にできるやりたいことを、一つ一つやっていけばいいのです。
「やりたいことが(一つでも、二つでも)やれている」と思えること自体が幸せなことです。
生活の中にやりたいことをやる時間と回数が増えれば、それだけ幸せに暮らせるようになれるでしょう。
やれるように考える
やりたくてもできないことはあります。
でも、簡単に「できない」と決めてしまわないほうがいいでしょう。
本当にやりたいことなら、なんとかやれるように一所懸命に考えてあげたほうが自分のためにいいのではないでしょうか。
やりたいことをやれるように考える第一の方法は、やれない理由を克服する方法を考えることです。
たとえば、「時間がない」「忙しい」という場合には、生活の中になんとかやる時間をつくる方法を考えたり、長期間かけてやる方法を考えてみる。本当にやりたいことなら、忙しくてもできるやり方があるのではないでしょうか。
たとえば、「経済的な余裕がない」という場合には、節約や他の事を削ることによってやりたいことをやる資金をなんとか生み出せないか? できるだけお金をかけないでやる方法はないか? などと考えてみる。
たとえば、「反対している人がいる」という場合には、ねばり強くお願いしてみたり、なんとか説得する方法を考える。
やらない言い訳を考えるより、どうしたらやれるかを考えたほうがいいでしょう。
やりたいことをやれるように考えるもう一つの方法は、「やりたい気持ちを大切に」考えることです。
実際には、それをやることで得られるものを想像してみることです。
やりたいことが思うようにできた時の喜びを想像してみるのもいいでしょう。
やりたい気持ちが増せば、それだけ決断しやすくなるでしょう。
迷った時に、バランスよく考えてばかりいないで、自分のやりたい気持ちを大切にして、やれる方向で一度考えてみてはいかがでしょうか。
やりたいことがやれることは幸せなことです。その可能性を優先して考えてみてはどうかということです。
現実には、いくら考えてもやれないことはあります。
でも一生懸命に考えたのだったら、その時は「しかたがない」と思えるでしょう。
でもまた時がたてば、状況も自分も変わります。簡単にあきらめずに、自分のやりたいことを何度でも考え直してあげたほうがいいでしょう。
自分のためによく考えた結果、一つでもやりたいことがやれれば、それは大きいことです。というより、「やりたい」という自分の気持ちをちゃんと考えられる自分になることが、いちばん大きいような気がします。
やりたいことをやれるように一所懸命に努力してみてはどうでしょうか。
その結果、やれるようになったことは、いっそう「やれる喜び・幸せ」を感じられるのではないでしょうか。
大きなやりたいこと/小さなやりたいこと
「やりたいことが見つからない」「やりたいことができない」と言う人は、やりたいことは「すごいことじゃないといけない」と思い込んでいるのかもしれません。
すごいことで、かつ、自分にできることは、簡単には見つからないでしょう。
「やりたいこと」には、小さなやりたいことも、中ぐらいのやりたいことも、大きなやりたいこともあります。
小さなやりたいことも探してみてはどうでしょうか。
夢や生きがいなどの大きなやりたいことは、すぐには見つからないかもしれません。
そういうものが見つかるまで、「やりたいことがない」と何もやりたいことをしないで、つまらない時間を過ごしていていいのでしょうか。
大きなやりたいことが見つかるまでは、小さなやりたいことをやればいいのです。
そのほうが楽しいし、うまくできれば達成感や自信を得ることもできます。
その延長に大きなやりたいことが見つかるかもしれません。
小さなやりたいことなら、考えればいろいろ思いつくのではないでしょうか。
衣食住、職場・学校、趣味などの自分の生活の中で、何か小さなやりたいことがないでしょうか?
何でもいいのです。簡単にできることでいいのです。自分がちょっとでもやりたいと思うことならいいのです。
小さなやりたいことをやりながら、大きなやりたいこと(自分の夢や生きがい)を探していけばいいのではないでしょうか。
やりたいことを楽しみ、味わう
自分のやりたいことをやっているはずなのに幸せになれないのは、ただなんとなくやっているからかもしれません。
そんな人は、「楽しもう」と心がけられるといいでしょう。
「味わおう」と思ったほうがいいこともあるでしょう。
「楽しもう」「味わおう」と思うだけでも、無意識の時や余計な事を考えている時よりも、幸せな気持ちになれます。
「楽しむ」「味わう」ことのポイントは、
・今のことに集中すること。なんとなくではなく。
また、余計な事は考えない。特にイヤな事は。
・いい所/幸せな所を探す。イヤな所は探さない。
・見つけたいい所/幸せな所を「いいなぁ」
「楽しいなぁ」「美味しいなぁ」のように思う。
楽しむ工夫・味わう工夫ができると、さらにいいでしょう。
・いい所を探そう「その良さがわかれば、それが楽しみになる」
・知る努力をしよう「その事を知れば知るほど好きになる」
・時間と労力をかけよう「手間ヒマをかけた分、楽しみも大きくなる」
・上達の努力しよう「うまくできるようになればなるほどおもしろくなる」
「どうしたらもう少し楽しめるか?」考えて試してみよう。
はじめは「楽しもう」「味わおう」と思うのを忘れてしまうことのほうが多いでしょうが、心がけを続ければ、少しずつできるようになれるでしょう。
そして、ちょっとでも幸せな気もちになれたら、「(やりたいことがやれて)幸せだなぁ」と考えることで、やりたいことがやれる幸せを感じられるようになるといいでしょう。