『人事を尽くして天命を待つ』
「人間として出来るかぎりのことをして、
その上は天命に任せて心を労しない」(広辞苑)
幸せのヒント 「
先の結果をどう考えるか
」
悪い結果を心配して、ただ心を労する
結果は天に任せて、心を労しない
良い結果を期待して、ワクワクする
「ベストを尽くす」ことが基本でしょう。
悪い結果を不安に感じたら、結果を良くするために今できることをする。
結果をあれこれ考える時間があったら、結果を良くために今できることをする。
良い結果を期待してワクワクしながらベストを尽くせたら、いちばんいいのではないでしょうか。
『
最善の努力をしてみよう。
その結果は努力しないよりもはるかによい結果が得られるはずだ』 ゲーテ
『
今日為し得るだけの事に全力を尽くせ、
しからば明日は一段の進歩があろう』 ニュートン
ベストを尽くす
ことが、よい結果に結びつくのでしょう。
また、日々ベストを尽くすことで、進歩していくこともできるのではないでしょうか。
『
人事を尽くして天命を待つ
』
『
賢明な人は、できる限り最善を尽くし、
落ち着いた気持ちで結果を受け入れる』 W・A・ピーターソン
ベストを尽くせば、落ちついて結果を待つことができるでしょう。
たとえ悪い結果になったとしても、受け入れやすいのでしょう。
『
人に勝つより自分に勝て』 嘉納治五郎
『
ベストを尽くせば負けることはない』 オリソン・マーデン
ベストを尽くせたということは、自分に勝てたということであり、結果に関わらず充実感はあるはずです。
『
最も大切な自問。それは
「この一瞬にベストを尽くしているか」
だと私は信じている』 リチャード・カールソン
その時々にベストを尽くすように心がけることが大事なのではないでしょうか。
大事な事をやるときや、目標に向かって努力するときに、「うまくいかないのではないか」などと不安になることがあるでしょう。
心の中に不安があるから、つい急いでしまう。急ぐことで、一つ一つの判断や行動がおろそかになり、自信がもてない。自信がもてないから、先のことが心配になり、不安な気もちになる。これでは悪循環です。
いい結果を出すためには、“ベストをつくす”ことが何よりでしょう。
急ぐことで不確かな努力をするのはベストをつくすことにならないでしょう。
ましてや、先の心配ばかりをして、今やるべきことを怠っていては、いい結果は期待できないし、ますます不安が大きくなるのではないでしょうか。
不安な気もちになった時には、「
不安は注意信号
」と考え、今できる対策を施すことができればいいのでしょう。
今やるべきことがわかっているのなら、「
ベストをつくそう
」と考え、行動を始められればいいのでしょう。そのことに集中することで、不安を忘れられることもあるでしょう。
集中していい努力ができれば、「自分はベストをつくしている」という自覚がもてるでしょう。
その自覚が、心に
安心
や
期待
を生むのではないでしょうか。
結果はやってみなければわかりません。悪い結果になることもあるでしょう。
でも、ベストをつくしたという自覚があれば、悪い結果も(しかたがないと)受け入れやすいでしょう。
ベストをつくすためには、
いい心の姿勢をキープ
し、
いい努力を続けられる
といいでしょう。
人生の中にはベストを尽くして
全力投入したほうがいい時期
もあるのではないでしょうか。
◇
more hint!
「
ベストを尽くそう
」
◇
more hint!
「
将来に、不安か、期待か
」
「ことわざ・格言」の名言
『過ぎたるは及ばざるが如し』
『去る者は追わず、来る者は拒まず』
『論より証拠』
『禍を転じて福となす』
『柳に風』
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ことわざ・格言などの名言集
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