『物の与え方は、
与える物それ自体よりも大切である』
ピエール・コルネーユ (フランスの詩人・劇作家)
幸せのヒント 「心が伝わる」
自分のことを思ってくれている
自分のためにこれだけのことをしてくれた
人から何かを(して)もらった時、
その人の心が伝わると、うれしさが増します
同じ物を得たとしても、自分で買ったのと、人からプレゼントされたのとではうれしさが違います。そこには、相手の心があるからでしょう。
人に与える時には、心を込めて、心が伝わるような与え方を心がけることが大切なのではないでしょうか。
もっとも、実際にどう伝わるかは、受け取る側の心による所も大きいのですが。
自分が幸福になるための愛は、相手に「与えること」とも言えるでしょう。
『物の与え方は、与える物それ自体よりも大切である』 コルネーユ
ともすると、大きいものを与えないと思い、重々しくなりがちです。
与えるものよりも与え方が大切、と考えたほうがいいのでしょう。
『私たちはこの世では大きいことはできません。
小さなことを大きな愛でするだけです』 マザー・テレサ
『懸命な人はその愛する人からの贈り物より、
贈り物をくれる人の愛を重んじる』トマス・ア・ケンピス
心に愛があれば小さなことでいいのです。小さなことだから、継続しやすいということもあると思います。
小さなことでもそこに愛があれば、伝わる人には伝わるはずです。
『恩を受けた人は、その恩を心にとめておかなければならない。
しかし、恩を与えた人は、それを覚えているべきではない』 キケロ
見返りを期待しすぎるのは不幸の元です。
『与えることを学ばねばなりません。
でも、与えることを義務と考えるのではなく、
与えたいという願いとすることが大切です』マザー・テレサ
与えること自体を自分の喜び・幸せとし、自ら与えたいと願い、喜んで与えることができるようになれたらいいのではないでしょうか。
『自分自身を分け与えれば与えるほど、より多く得られる。
これが流出−流入の法則』 シャクティー・ガーウェイン
人を幸せにすることが自分の幸せ
と思える人は、幸せになりやすい
記事
「主体的な「ギブ」が成功の鍵。仕事とやりがいが大きく変わる自分軸ではじめる働き方の最適化」(ライフハッカー)
「与える喜びは受ける喜びより長続きすることが判明」(ナゾロジー)
「自分の場所を他人に気持ちよく提供できるか…お金がなくても確実に幸せになれる“仏教の教え7つ”」(PRESIDENT Online)