『予防は治療にまさる』
エラスムス
病気にはならないほうがいい
予防できる病気はけっこうある
幸せのヒント 「病気の予防」
『適度の運動は、健康を生み、育て、長もちさせる』 アリストテレス
『運動する時間をつくらない人たちは、
いずれ病気のために時間をさくことになる』 ロビン・シャーマ
運動は、健康のためによい。
『不節制は、医者のお得意様だ』 プブリリウス・シュルス
『世界一の名医は、節食博士、休養博士
そして快活博士である』 スイフト
不節制は、健康のためによくない。
『健康で若くあることのコツの根源は「くよくよしない」ということだ。
「ビクビクする」ほど人間の精神を毒するものはない』 宇野千代
『喜んでいる人々は病気になりにくいし、なっても軽い。
すぐに自然治癒力を発揮する』 ポール・ピアソール
『幸福になりなさい――そうすれば、あなたは、
立派になれるし、成功できるし、健康にもなれる』 M・マルツ
くよくよするのは、健康によくない。
幸せを感じるのは、健康によい。
病気やケガをせずに、健康に暮らせるのは幸せなことです(それを「幸せ」と思える人は少ないでしょうが)。
健康はそれ自体が幸せなだけでなく、他の多くの幸せの基礎となるものです。健康だから得られる幸せがたくさんあるのです。
『健康の維持は我々の義務である』 スペンサー
『予防は治療にまさる』 エラスムス
心身の健康をキープすることは、幸せに暮らすために大事なことです。
病気やケガを予防できるような自分なりの健康法をもち、その実践が習慣になるといいでしょう(たとえば、運動習慣)。
また、病気の前兆とも考えられるストレスや疲れに早めに気づいて対処できるようになるといいでしょう(たとえば、リラクセーション)。
『体にいいことを人生にプラスしよう』 斎藤茂太
予防を心がけていても、病気になることはあります。そんなときには、「病気は健康への第一歩」「病気は自己を成長させるよいチャンス」などと考えて、そこから健康をもっと大切にできるようになるといいでしょう。
中には、慢性的な病気を抱えてしまう人もいるでしょう。「一病息災」という言葉もあります。「慢性的な問題としてうまくつきあっていこう」と考えられるといいでしょう。
もう一つの健康法は、幸せを感じることです。
幸せを感じることは心の栄養となり、幸福感は良薬でもあると思います。
幸せを感じている状態が「心がいちばん健康」と考えてもいいのではないかと思います。
健康を心がけて幸せに暮らせるようになれたらいいのではないでしょうか。
記事
「心と体の健康状態を把握する10のチェックリスト」(ライフハッカー)
『The Blue Zones 2nd Edition 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿9つのルール』(ALL REVIEWS)
本
『自分を育てる』高橋和巳