幸せのヒント・まとめ
人生を例える言葉
人生を何かに例える言葉・考えがいろいろあります。
「人生は旅」「人生はゆとりのある旅」「人生は航海」「人生は山脈」
「人生は芝居」「人生は物語」「人生はドラマ」「人生は劇(場)」
「人生は舞台」「人生は書物」「人生は小説」「人生の主役になれ」
「人生はゲーム」「人生はカードゲーム」「人生はすごろく遊び」
「人生は遊行」「人生はテーマパーク」「人生は祭り」「人生は宝探し」
「人生は学校」「人生はテスト」「人生は修行の場」
「人生は一瞬一瞬の積み重ね」「人生は点線」「人生はプロセス」
「人生は自転車」「人生はマッチ箱」「人生は川の流れ」
他にもいろいろあるでしょう。
代表的な次の5つから、幸せのヒントを見つけられるといいのではないでしょうか。
1.「人生は旅」
旅の目的は、移動することや到着することではなく、過程を楽しむことでしょう。
自分の人生をゆとりのある旅と見なし、充分に楽しむことができたら幸せなのではないでしょうか。
2.「人生は芝居」
自分の人生という物語の作者は、自分です。そして、自分の人生の主役は、自分です。
少しでも幸せな人生の主役を演じられるといいでしょう。
3.「人生は登山」
人生は登山のように厳しい行程もあるでしょう。
でも、行程には楽しみもあり、高い所に登らないと見えない幸せもあるでしょう。
4.「人生はゲーム」
自分に配られたカード(与えられた境遇)を活かして生きられるといいでしょう。
人生はサイコロの目(偶然)によることもあります。
「人生はゲーム」と考えることで、ちょっと心の力を抜いて、充分に楽しめるといいでしょう。
5.「人生は学校」
人生で学べることはたくさんあります。
たとえば、学問を学ぶ、仕事を学ぶ、夢や目標を達成する方法を学ぶ、人づきあいのしかたを学ぶ、人を愛する方法を学ぶ、生き方を学ぶ、幸せと不幸について学ぶ・・・。
様々な経験から一つ一つ学んでいけるといいのでしょう。
また、学んだことを活かして幸せに生きることが大事でしょう。
人生は“何か”と似ている(ところがある)、ということです。
その“何か”について考えてみることで、よりよく(幸せに)生きるヒントが見つかるといいのではないでしょうか。
◇「人生を例える」名言集
記事
「自分の人生を「英雄の旅」に当てはめると幸福になると判明」(ナゾロジー)
「幸福を得るには幸福を目的とするより「旅のマインドセット」が必要」(Gigazine)
「逆境に勝つ。「ストア哲学」をよい人生を送るために生かすコツ」(ライフハッカー)
「山登りから学べる、時間管理に関する7つの教訓」(ライフハッカー)
人生は旅
「人生は旅」によく例えられます。
旅をする目的は、目的地に行くことではなく、旅の過程を楽しむことです。結果だけを考えれば、「どうせ家に戻ってくるのなら、行っても行かなくても一緒」ということになってしまいます。
「過程を楽しむ」ことが大切なのは、人生も同じです。
『幸福とは、人生という旅全体を楽しむことなのである』 ウエイン・ダイアー
旅をより楽しむためには、まず旅の目的を明確にすることです。
たとえば、何かを観るため、何かを食べるため、何かを経験するため、同行者と楽しい時を過ごすため、何かを忘れるため、心身を癒すため、何かを探すため・・・。
旅の目的がはっきりしていれば、その目的を果たすのにふさわしい選択をすればいいのです。
どこに行くか(場所)、いつ頃行くか(時期)、誰と行くか(同行者)、何をするか(行事)、どのようにするか、など。
あとは、楽しい旅行の計画をするのを楽しめるといいでしょう。より具体的に計画が決まれば、その旅行を楽しみに生活できるでしょう。
旅の途中には思わぬことがあり、苦労したり困ったりすることもあるでしょう。でも、後に笑い話になることが多いのではないでしょうか。
人生を楽しむためには、まずは自分の人生の目的が明確になるといいでしょう。それがよくわからない人は「楽しむため」「幸せになるため」でもいいでしょう。
その目的を果たすためには、どこを目指して、いつ頃までに、誰と、何を、どういうふうにするか、というようなことを考え、人生の計画を立てて歩き出せるといいのではないでしょうか。
旅には、仲間との旅行や家族旅行もありますが、一人旅もあります。旅先での出会いを大切にするのもいいでしょう。自分が望む旅を選べばいいのです。
旅行の荷物は少ないほうがいいように、人生の荷物も少ないほうがいいのかもしれません。
人生には苦労や失敗やトラブルがつきものです。でも、後に笑い話になることが多いのかもしれません(特に、後に幸せに暮らせるようになれた人は)。
自分が望む人生という旅を存分に楽しめるといいのではないでしょうか。
人生は芝居
人生には多種多様なストーリーがあります。だから、「人生は物語」「人生は小説」「人生は書物」「人生はドラマ」のように例えられるのでしょう。
人生のストーリーを考える作家・脚本家は自分自身です。
現実には、定められた設定もありますが、その中で描けるストーリーはたくさんあるはずです。
波乱万丈な生き方でも、平穏な生き方でも、自分が望む生き方を選べばいいのです。
自分が幸せになれるようなストーリーを考え、実践できるように努力できるといいのではないでしょうか。
人生は人それぞれにあり、自分の人生の主役は、自分しかいません。そういう意味でも、「人生は芝居」「人生は劇(場)」のようにも例えられます。
ただし、自分にはできない役柄もあるでしょう。
“主役”はヒーロー・ヒロインばかりではありません。一見、平凡に見える主役もいます。でも、それぞれに違った唯一の主役なのです。
自分に合った主役を演出できたらいいのではないでしょうか。
物語の終わり方はいろいろありますが、代表的なのはハッピーエンドでしょう。
“主役”とは、「幸せ(ハッピーエンド)を目指して努力する人」とも言えるでしょう。
反対に、幸せになることをあきらめている人は、自ら主役を降りてしまっているのではないでしょうか。
また、幸せをあきらめている人は、自分は人生の“主役”とは思えないような気がします。
実際には、自分が思い描いたストーリーどおりにはならないことも多いでしょうが、人生の一つ一つを大切に演じて生きていけるといいのではないでしょうか。
人生は登山
人生には山あり谷あり。人生は基本的に苦しいもの。
というようなことからか、「人生は登山」に例えられることもあります。
趣味で登山をする人がたくさんいます。
本当に苦しいだけなら、趣味でやる人はいないでしょう。
『登山の目標は山頂と決まっている。
しかし、人生の面白さはその山頂にはなく、
かえって逆境の、山の中腹にある』 吉川英治
頂上を制覇した達成感や充実感だけでなく、頂上などから見られるいい景色、途中に咲いている美しい草花、動物との出会い、同行者との会話、格別に美味しい食事など、いろんな楽しみがあるから多くの人が登山をするのです。
難コースが面白い、というような人もけっこういるのではないでしょうか。
登山で目の前の上り坂の地面や岩ばかりを見ているようでは、苦しいだけでしょう。
自然を楽しむ心の余裕がもてれば、楽しめる要素はいろいろあるはずです。
初心者のうちは体力的にきついかもしれませんが、何度か登山するうちに鍛えられ・慣れてくれば、ラクになって楽しめるようになるでしょう。
人生を楽しむためにも、生きていく強さと心の余裕をもてるといいのではないでしょうか。
山に登る前には、目の前の木々や家や道路しか見えません。山に登れば、町並みが見えてくるでしょう。登れば登るほど、遠くが見えるようになります。すごく高い山に登れば、まわりの低い山の向こうに山々や海などが見えるかもしれません。
人生、そして、幸せへの道は山登りのようなものなのかもしれません。高く登れば、それだけ多くの幸せが見えるようになります。
山に登る道はいろいろあると思います。
一本の尾根に沿って進むのがふつうかもしれません。それだと、見られる景色は180度です。
急斜面を長い時間登り続けるためには、斜めにらせん状に登っていくのがいいでしょう。これなら、一時に見られるのは180度ですが、一回りすれば360度見ることができます。
登山を楽しむように、人生(幸せへの道)をマイペースで登っていけるといいのではないでしょうか。
人生はゲーム
「人生はゲーム」だと考えてみる、という方法があります。
次のようなメリットが考えられます。
1.力を抜くことができる
人生での重大なことも「ゲームだ」と思えば、ラクに考えられるでしょう。
あまり深刻に考えすぎるとつらくなるでしょう。
少し力を抜いて考えたほうが、ラクだし、いい考えもしやすいのではないでしょうか。
2.思いっきりがよくなる
ゲームでは「勝利」という目標を目指します。
人生でも「夢や目標」をもったほうが幸せになりやすいでしょう。
「ゲームだ」と思えば、大きな目標をもって、思いきってチャレンジできるでしょう。
3.よく考えられる
ゲームだと一所懸命に考えられると思います。
「勝利」という目標を達成するための手段をいろいろと考えられるでしょう。
また、勝つためには、大局的な考え方や、先(の先)を読んだ考え方を心がけるでしょう。
人生でも、真剣なゲームと同じようによく考えることができたらいいでしょう。
4.不幸な成り行きも受け入れられる
ゲームの最中には、望み通りに行くことも、望み通りに行かないこともあります。
成り行きに一喜一憂しても、落ち込んだりせずに最後まで勝利を目指します。
ゲームにも、人生にも、運不運があります。
幸運は大いに喜び、不運は心静かに受け入れ、その先のことを考えられるといいでしょう。
5.楽しむことを優先に考えられる
ゲームでは「勝利」を目指しますが、一番の目的は「楽しむこと」と考えたほうがいいでしょう。
たとえ負けたとしても、充分に楽しめればいいのではないでしょうか。
人生でも、夢や目標が達成できなくても、充分に楽しみ、その中でたくさん幸せを感じられたらいいのではないでしょうか。
楽しむためには、心の余裕や遊び心をもてるといいでしょう。
他にも、いろんな効果がありそうな気がします。
「人生はゲームだ」と考えてみることで、今までの自分にはなかった考え方や心のもち方ができることがあるでしょう。
「人生はゲーム」と考えることで、心の力を抜き、ゲームに勝つ方法を冷静に考えられるといいでしょう。
人生のゲームでは、不幸(な気もち)になったら自分の負け、穏やかな心で過ごせたり幸せを感じられたら自分の勝ちと考えるのもいいのではないでしょうか。
人生は学校
「人生は学校」であり、学びの場、魂の修行の場、心を高める場などと考えれば、学べることがたくさんあるでしょう。
そういう心の姿勢になるだけでも、心が強くなるような気がします。
人生の中の様々な経験から学ぶことができるでしょう。
幸せなことからも学べることはありますが、不幸の方が良い教師、不安・不幸が自分の磨き砂になるのではないでしょうか。
自分の気に入らないことや苦しみや苛立ちなども何かしらを学ぶ材料になるでしょう。
不幸な出来事も、考え方によっては、「不幸を幸せに変える」(禍を転じて福となす)ことができます。
どんなに不幸な出来事も、時間をかければ「(人生の中での)いい経験」と言えるようになれるでしょう。
人生の中で出会ういろんな人から学ぶこともできるでしよう。
多くの人には何かしら学べるところがあるはずです。
特に、厄介な人や自分を拒む人や敵対する人などからは。
自分が学んだ成果は、自身の幸不幸という結果でわかる、と考えれば、「人生はテスト」とも考えられます。
人生に起こることは心の力を試す材料と考えることもできるでしょう。
すべてのもの・すべての人には学ぶべきことがあると考え、素直な心で学べるようになるといいのではないでしょうか。
すべてのことはいい経験
すべてのものは好好
自分の心を育てることで、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけるといいのではないでしょうか。